2024年3月 

中西大輔 講師,第24回 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会,SI2023 優秀講演賞を受賞

電子制御工学科 中西大輔 講師が第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2023)で行った発表が「優秀講演賞」を受賞しました.

本賞はR04年度中西研究室で土江亮君が行った卒業研究の内容をとりまとめ,第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2023)で発表したものが優秀であるとして表彰されたものです.


2023年12月 

本校専攻科生・佐野京翼君が2023年度日本技術史教育学会全国大会(北九州・小倉)のポスター発表で最優秀ポスター発表賞を受賞

29()に北九州市「西日本工業大学」で開催された「2023年度日本技術史教育学会全国大会(北九州・小倉)」のポスター発表部門において、電子制御工学科幸田研究室に所属する佐野京翼君の「自作したロボット」を実演した発表方法や「ポスターデザイン」が高く評価され、最優秀ポスター発表賞を受賞しました。表彰式では吉田喜一会長より表彰状と副賞が授与されました。

(題目)情報端末に搭載されているLiDARを用いた坑道探査ロボットの開発

(発表者)佐野京翼(電子情報システム工学専攻1年)

2023年1月 

中西大輔 講師 「計測自動制御学会 関西支部支部長賞 技術賞」を受賞

電子制御工学科 中西大輔 講師が「計測自動制御学会 関西支部支部長賞 技術賞」を受賞し,1月11日 大阪にて授賞式が行われました.本賞は中西大輔 講師を含む研究グループ(浪花啓右,増田容一,杉本靖博,浦大介,中西大輔,後藤貴滉)が行なった,初学者のためのマッキベン型人工筋肉製作法の開発と普及活動が,計測自動制御に関連した技術の発展や普及に寄与したものとして評価されたものです.


初学者のためのマッキベン型人工筋肉製作法の開発と普及活動

浪花 啓右,増田 容一,杉本 靖博,浦 大介,中西 大輔,後藤 貴滉

2022年12月 

中西大輔 講師 「第23回 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会(SI2022) 優秀講演賞」をダブル受賞

電子制御工学科 中西大輔 講師が第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)で行った2件の発表が「優秀講演賞」をダブル受賞しました.

本賞はR03年度中西研究室で重松大樹君,吉岡祐亮君が行った卒業研究の内容をとりまとめ,第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)で発表したものが優秀であるとして表彰されたものです.



2022年11月 

応用物理学会中国四国支部学術講演会発表奨励賞 受賞

令和4年7月に香川大学で開催された2022年度応用物理 物理系学会中国四国 支部合同学術講演会に専攻科2年の世良真也君が発表した論文が第27回 (2022年度)応用物理学会中国四国支部学術講演会発表奨励賞を受賞しました。

世良君はBi-2212相超電導単結晶を用いてc軸方向の電流挙動について研究を進めています。今回はc軸長である単結晶の厚みが異なる台形状の試料を用いてa-b軸方向の超電導電流の伝導も考慮したモデルの構築に取り組みました。

世良君は一昨年、本科5年の時にも電気学会賞を受賞しており、今回の受賞と併せて異なる学会での複数回受賞を達成することができました。


受賞対象となった研究名:『Bi-2212相超電導単結晶のc軸方向電流機構のモデル化』

2022年2月 

電気学会中国支部奨励賞をダブル受賞

令和3年10月にコロナのためリモート(広島工業大学)で開催された令和3年度電気・情報関連学会第68回中国支部連合大会に本科5年の糸賀めいさんが発表した『中心支持による部分溶融Sm-123相超電導体の作製』と本科5年の田部啓太君が発表した『Bi-2212相超電導単結晶へのピンニングセンタ浸透熱処理条件依存性』が令和3年度電気学会中国支部奨励賞をダブル受賞しました。


糸賀さんは部分溶融Sm-123相超電導体の作製において、部分溶融時に中心部にも支持材を配置することで平坦性が高いペレットを作製しました。これらの試料では高品質なピンニングセンタのペレット全体への均一な分布が成し遂げられました。これにより、結晶配向の向上によるピンニングセンタの高品質化が顕著に認められ、非常に高いJcとなりました。


田部君の研究でははBi-2212相超電導単結晶にアルミナをピンニングセンタとして浸透させる際の熱処理時間はピンニングセンタの浸透状態に影響を及ぼし、Icを変化させることが判明しました。また、ピンニングセンタの浸透状態を数式によるシミュレーションで解明することができました。


受賞対象となった研究名:

『中心支持による部分溶融Sm-123相超電導体の作製』

『Bi-2212相超電導単結晶へのピンニングセンタ浸透熱処理条件依存性』

2021年3月 

「電気化学会第88回電気化学大会優秀学生講演賞」を受賞

電気化学会第88回電気化学大会(2021年3月22日~24日、オンラインで実施)にて、電子情報システム工学専攻2年藤井勇生くん(電子制御工学科出身、鈴木純二研究室)が「優秀学生講演賞」を受賞しました。講演題目は「表⾯改質した低温焼成易黒鉛化炭素のNa吸蔵・放出特性-複合表面改質の焼成温度に関する系統的評価-」です。講演の内容は、リチウムイオン二次電池に代わる次世代二次電池として注目を集めているナトリウムイオン二次電池の負極材候補である低温焼成易黒鉛化炭素材に対して急速充放電が可能となる表面改質法の提案とその表面改質による効果の要因について調査した結果を系統的にまとめたものです。電池技術の分野(電池技術委員会推薦)では12名の学生が優秀学生講演賞を受賞しましたが、高専生・専攻科生の受賞は藤井くん1名でした。藤井くんは卒業後、東京理科大学大学院へ進学し、引き続きナトリウムイオン二次電池についての研究を継続する予定です。 

2021年3月 

機械学会 卒業研究発表講演会「優秀発表賞」を受賞

日本機械学会の中国四国学生会では、毎年、卒業研究の成果発表のため、学生員 卒業研究発表講演会が開催されています( https://www.jsme.or.jp/conference/csconf21-2/ )。今年度は、3月4日(木)に開催され、機械工学科と電子制御工学科から18名 の5年生が参加し、電子制御工学科の以下学生が「優秀発表賞」を受賞しました。

大野航平(電子制御工学科5年、加藤健一研究室) 「 縦列配置されたベルトコンベアシステムのベルトコンベア長さに対する搬送 性能」

今年度はコロナウイルス感染症の感染防止のためオンラインにて開催され た。講演総数は中国四国地方の大学・高専から全229件であり、29名が受賞しました。

2020年10月 

電気学会論文発表賞を受賞

電子制御工学科5年の世良真也君が令和2年度電気学会論文発表賞を受賞しました。世良君は令和2年10月24日にオンラインで開催された2020年度(第71回)電気・情報関連学会中国支部連合大会で「Bi-2212相超電導単結晶のc軸方向電流挙動の解明」という題目で発表を行いました。この発表が300件近い全ての発表の中で上位8件の評価を受けた論文となり、同賞の受賞が決定しました。

同大会で松江高専からも奨励賞を受賞する学生は毎年のように出ています。しかし、35歳までの全若手研究者の発表の中で選考されるこの賞を高専本科の学生が受賞することはほとんどありません。世良君は専攻科に進学し、研究を続けていくこととなっています。研究のさらなる発展を期待します。